本当のところは、毎日散歩に連れ出す勇気みたいなものがいるだろう、と

考えた末の結論は猫飼いでした。

毎日、まいにちのエサやりからトイレにはじまる世話をしてからというもの、

相当時間が経った退職後の私の時間の唯一のメリハリのウエイトを占めています。

それもかれこれ6年過ぎようとしています。

昨日からつづく大雨の音などは嫌いな猫です。

もともと活動的な猫なのですが、いきなりしおらしくなります。

2年前の大阪北部地震で家が強く揺れたときは、朝から晩遅くの数時間も経っても

姿を見せずに本棚の奥のほうに身を隠していたことがありました。よほど怖かったのでしょう。

そんな猫ですが、えらいものですね、餌の時間、汚れたトイレの始末、

水を欲しがるときなどには、早くしろよと毎日、私にサインを送ってきます。