街のあたたかさ
猛烈な台風は大雨、暴風をともなって、各地に被害をもたらした。
昨日午後2時ごろから荒れ狂った天気になって、ついに停電・・・
時間が経つにつれて電気のない生活はこれほど不便なものかと思い知らされた。
だんだんと暗くなってくるにつれて心細くなっていった。
覚悟をきめ、キャンプに行っていたときのランタンを引っぱり出した。
どうにか黄色い灯りが点いた。
これを灯りにして、ガスコンロで鍋でもしようと・・・
そうこうしてると、外で食べませんか、と仲良しご近所さんから連絡がきて、
雨の中2台で、停電のためところどころ交差点の信号機が点かない異常な夜のなかを走り、
開けてる店をようやく見つけました。
帰ったら停電が終わってたらいいのにな、と店を出ました。住宅街に近づくにつれて
周りは暗黒の世界で異様な雰囲気でした。夜の10時ごろのことでした。
やはりダメか、とがっかり・・・
ランタンの灯りを頼りにしてラジカセを聞いていました。
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明日はなおってるだろうか、エアコンはつかえるのだろうか、と
諦めていました。
・・・・・・
いきなりテレビが、部屋の灯りが、暗闇を突いて・・・・・・
関電、市危機管理室のメール連絡では復旧までには数日かかるとのことだったので
こんなうれしいことはありません。
11時になっていた。長い時間電気のない生活を味わいました。
ご近所さんのあたたかさと電気のありがたさを感じた日になりました。