銀ちゃんの死
昨日の朝、充電するためにコンセントに差した携帯が鳴った。
電話のむこうからは押し黙ったような静かな声で、
ご近所の方からでした。
飼い猫がずうっと痙攣をおこしていて、止まらないとのことで、
二三日前にも動物病院へ連れて行くのに、車を運転して行ったので、
事情がすぐに読めました。
急ぎジャンパーをはおって、玄関前へ車を回しました。
階段を下りてくる娘さんはシクシクとずーっと泣いていて、
その腕に毛布に包まれた猫を抱きかかえていました。
病院はバス路線のそう遠くない所ですが、このときばかりはやけに
遠いなと感じました。
病院の待合室でしばらく待っていました。涙で目を腫らした娘さんを
見ていてかわいそうでならなかった。
名前は銀ジロー(雄猫)、18才、
天国で、また、いっぱい飛び跳ねような(涙)〜
桜咲く春の写真です。
朝、散歩道で撮りました。