いま「赤ひげ診療譚」を読んでいます。

山本周五郎の作品です。

実をいえば、BS時代劇で「赤ひげ」という船越英一郎主演の

ドラマをやっていて、その影響で図書館で借りました。

舞台は小石川養生所、主役は「赤ひげ」たる新出去定先生。

「赤ひげ診療譚」は時代小説でありながら、この小説が

半世紀後の今も色あせないのは、病を中心に人間の生を描き、

人間とは、を永遠のテーマにしているからなのでしょう。

読み終わるのにはもうすこし時間がかかりますが、

テレビ小説のほうはまもなく終わります。どちらもおもしろい作品です。