「2025年問題」とは
子どもが少なくなってお年寄りが増えていく少子高齢社会から
このごろは多死社会という言葉が目につくようになりました。
2025年には団塊の世代が全員75歳を超えて、国民の5人に1人に達し、
医療や介護の必要性も増えて、社会保障制度が行き詰まってくる、と
昨日の朝刊は記事を掲載していました。
1947年~49年ごろのベビーブームに生まれた世代で、
年金支給年齢の段階的引き上げにともない、60歳の定年後も再雇用や再就職して
その人たちが65歳を迎え、引退し始めたのが2012年問題といわれました。
問題視された「その人たち」というのは今を生きている我々(私)です。
医療や介護の費用が増えて、社会保障給付費が大きく膨らむ、という。
今度は「2025年問題」のスポットライトを浴びることになりました。
ちなみにベビーブームに生まれた人口はざっと800万人、
最近の出生人口(3年間)は300万人。
あまりにも多いとみるか、あまりにも少ない人口とみるかで
考えも変わってこようか、と思われますが・・・・・・