蝉

朝早くからの合唱でいやおうなしに目がさめてしまいます。

それも、今年はジリジリと照る太陽のもとではありません。

ジメジメとした鬱陶しい梅雨空のもとで鳴いていました。

その蝉も昼をまわると鳴くのをやめてしまい、

考えてみると、耳のほうがその鳴き声に

慣れてしまっていて、

鳴き止むや、周りはこんなにも静かだったんや、と

一瞬にして環境が様変わりします。

きょうは海の日、もうすぐ大暑と

暦ではもう真夏の勢いです。