子どものころ、夏の日になると、

裏庭の畑で植わっていたほおずきを、

口に含んで姉のまねをしてキュキュキュ(ひょっとしたらギュギュギュかも)

と鳴らそうとしていたことを思い出します。

ミニトマトみたいな実から舌で種をとり、ふくらまして

なんどかしてようやく鳴ったような・・・むずかしかった。

また、畑で真夏の強い光に置き去りにされたほおずきは

外側の真っ赤な袋はドライフラワーみたいになって網目模様が透けて見えて

子ども心にもちょっと気持ちの悪いものでした。ほおずきのことを

鬼灯、と書くことを、ずっとずっと大人になってから知ったのも

こういったことに由来するのでしょうか。それとも真っ赤な色から?

ずっとむし暑いが続き、体調管理に気をつけていますが

はやく、カラッとした夏よ来い、ですね(笑

初夏