ほおずき(鬼灯)
子どものころ、夏の日になると、
裏庭の畑で植わっていたほおずきを、
口に含んで姉のまねをしてキュキュキュ(ひょっとしたらギュギュギュかも)
と鳴らそうとしていたことを思い出します。
ミニトマトみたいな実から舌で種をとり、ふくらまして
なんどかしてようやく鳴ったような・・・むずかしかった。
また、畑で真夏の強い光に置き去りにされたほおずきは
外側の真っ赤な袋はドライフラワーみたいになって網目模様が透けて見えて
子ども心にもちょっと気持ちの悪いものでした。ほおずきのことを
鬼灯、と書くことを、ずっとずっと大人になってから知ったのも
こういったことに由来するのでしょうか。それとも真っ赤な色から?
ずっとむし暑いが続き、体調管理に気をつけていますが
はやく、カラッとした夏よ来い、ですね(笑
2 Comments
鬼灯と書いて「ほおずき」と読む事、知りませんでした。
秋田生まれの東京育ちの小生ですが、お盆にはどちらも鬼灯を飾りました。
上野入谷のほおずき市に出掛けるのも楽しみでした。
しかし、現在の金沢市近郊地に転居しましたら鬼灯を売っている花屋がありません。
また、お盆で鬼灯を飾る風習も無かったので、東京から取り寄せていました。
でも転居して4年が経ちましたので、今年からは鬼灯無しのお盆にすることにしました。
年を取ってからの転居は思い出が消えていきます。
呑兵衛あなさん、こんばんは
昔は夏になると、そこここの村でこじまんりした祭がよくあったように思います。
友だちや家族と連れ立って、裸電球に照らされた店で遊んだものでした。
そのなかにアサガオの鉢、鬼灯もありました。
あざやかによみがえる光景です。
懐かしいですね。