きのう夕方、近畿地方で木枯らし1号が吹きました。

自宅でゆっくりとしていましたので、強風に少しとまどい気味になりましたが、

テレビニュースを見て、やはりあれがそうだったのか、とうなずきました。

晩秋から初冬にかけて吹く強い北よりの風を木枯らしといい、自然界では、さっそくに、

冬支度をしているみたいです。

つい先ほどまで暑い日が続いて、多くの被害を出した台風もやって来ました。

ようやくふうっと息を継いで、深まっていく秋を、と思っていた矢先の木枯らしでした。

このあいだ訪れて、小学生のころ夕方近くになるまで境内で遊んだ場所は、

どこかに過ぎ去る夏の風を感じられ、まだまだ秋をとどめている景色に出会いました。

寺に訪れた秋

晩秋、とは思えませんでしたが、静かな雰囲気が満載でした。

こんなところに~

1匹見つけると30匹、とはいきませんが、半年ほどになるのでしょうか、蝉はこの世の証に、と

必死に葉っぱにくらいついているみたいでした。

ひっそりと

いい天気で葉っぱが透けて見えていました。