秋晴れの鰹座
秋晴れの日、大阪市内を散策しました。
地下鉄御堂筋線心斎橋で降りて長堀通を西へ30分ほど歩いていきました。
いつもの散歩道とは違い、大きなビルが立ち並ぶ風景を目の当たりして、
高速道路、車の激しい行き交い、交差点のなかに人が流れていました。
白髪橋、鰹座橋そして土佐稲荷神社を見てみたいと思ってのことでした。
坂本龍馬、岩崎弥太郎にまつわる土佐藩の大阪藩邸跡のことがなぜか気になったから
でした。「鰹は土佐の鰹ですし、白髪は土佐に大きな檜や杉を出す白髪山というのが
あるので、そこの地名をとったものだろうということ。そのあたりは土佐藩の大坂における
一種の租界地で、鰹問屋や土佐の物産の紙問屋だとかがいっぱい並んでいて、同時に
土佐藩の蔵屋敷があり、その雰囲気は大正時代ぐらいまであったそうです。」
そして、蔵屋敷に隣接して江戸時代から桜の名所として知られる土佐稲荷神社 ・・・・・・
「司馬遼太郎歴史のなかの邂逅3」から引用しました。どうしても行ってみたくなりました。
秋晴れのいい天気ですが、暑かったです。
50年ほど前まで流れていた長堀川。その上を長堀通が走って、いくつもあった橋の名前は
現在、交差点などに使われています。
鰹座はその昔、川の右岸に土佐名産の鰹節の座があったことに由来するのだそうです。
その後、土佐のほか全国の鰹節がここに集まって、取引の盛況ぶりが手に取るようです。
道端の花壇に咲いていました。
道路わきで、ちょっと一息です。
鰹座交差点をを西へ真っすぐ行くと、土佐稲荷神社が見えてきました。
2 Comments
お早うございます
この日の大阪は天空抜ける様な秋の澄んだ空ですね
地下鉄を利用して散歩に向かわれた大阪市内の絵を見せて頂いて感じる事は
ビル群と空の雲とのコラボレーション 素晴らしい秋そのものを感じさせて頂いて居ります
又、ビル群の中にも目の保養になる路傍の可憐な花 2葉 良いですね
最後は土佐稲荷神社 これにて近代から時代を遡り嘗ての時代を想起させる感が・・・・・
大阪の秋 有難うございました では失礼致します
おはようございます、晩節を行く農民さん、
日中はまだまだ暑い大阪ですが、見上げる空は高くて
秋を感じます。書物を読み、こんなところに歴史のものが
あるとわかり行ってきました。神社境内を散策してきました。