カンボジアの思い出~(9)
上海からでも4時間のフライトを要したカンボジアは、やはり遠い外国でした。
旅慣れていない私にとっては、出国までは、あぁカンボジアね、と頭で思っていました。
距離的にも地図を見ればわかるように、ミャンマーの少し手前で、少し離れた場所に
インドがあり、といった感覚でした。
深夜のプノンペンに降り立つや、そこは熱帯の気候の国で、ムーっとした肌に纏いつくような
風がありました。これが第一印象でした。
カンボジア滞在中、この暑さが支配して、アンコールワットをはじめとする遺跡群の見学して
いるときは汗をたくさんかいたの覚えています。もちろん、ホテルではエアコンが効き、
快適でしたが。
ツアー途中に訪問した店の女性店長は流暢な日本語を話すはずで、19年まえに大阪から
こられた方で、いろいろな話を聞かせていただきました。心に残っていることの一つには、
電気、ガス、水道は、完全に整備されてはおらず、ホテルでの電力使用が増えることで、
一般の家庭への供給が一時ストップになる、とのことで、
毎日の暑いなかで不便を感じてきました、と。
プノンペンやシェムリアップの都会は事情が違うとしても、移動中のツアーバスから見える
風景は高床式の家々には薪が置かれて、また水源とするのでしょうか、
水を蓄える池がありました。
バスで走った国道6号線もまだまだ整備半ばでした。
しかし、このようなインフラ整備が遅れていることと暑さを除けば、カンボジアは
あたたかい人々とアンコールワットをはじめ多くの世界遺産に触れることができた、ほんとうに
魅力のある国でした。
2 Comments
え~きちゃんさん、こんにちわ
マレーシアに20日間滞在した時、10月でしたが日本の真夏のような暑さで参りました。
でも都会の道路は一般道路もハイウエイのような立派な道路でした。
治安が悪く気が抜けませんでしたよ。
インドネシアは夕方になると空港も町並みも薄暗く寂しかったです。
green さん、こんばんは、
ご訪問ありがとうございます。
東南アジアの国々は年中暑いんですね。
訪れた3月始のカンボジアでも真夏のような暑さで
蝉が鳴いていましたし、大阪では吐く息が白かったのを
思い出しました。インフラ整備はこれからといったところで、
10年後に、もう一度訪れてみたいと思いました。