通り雨の城南宮です。
台風一過の秋晴れを期待した22日でしたが、空を見上げてもなかなかそうもいかず、
でもここはどこか京都へでも、と車で出かけることにしました。
午前中に1号線を京都方面へ走り出すが、これといった目的地も見当たらず、当てにする
ナビもこの車にはついていなくて、結局は京都伏見にある城南宮にたどり着くことになりました。
この神社の歴史は古く、桓武天皇の時代には平安遷都にあたり城南の鎮護として平安京の
守護神とされ、平安時代の末にはこのあたりに貴族の別荘が建ち、離宮の造営がなされました。
江戸時代には方除け、厄除けの神として信仰が深く、近年では教科書に出てくる鳥羽伏見の
戦いの衝突地がこのあたりで、言わば、明治維新の史跡でもあるわけですね。
というわけで、きれいにいきとどいた境内や花の庭を堪能することができました。
城南宮の正面からはいっていきました。雨が少し降ってあがったところで、朱塗りの
鳥居が美しかったです。
伏見八名水の一つで、菊水若水が城南宮敷地内の鳥居側に涌いています。
ここの狛犬はこんな感じでした。
神苑には源氏物語花の庭として、「源氏物語」に登場するほとんど全ての植物(100余種)が
植栽されているとのことで、歌碑も建っていました。
鮮やかに五色の布が風にそよいでいました。
曲水の宴は平安時代の優雅な 歌遊びです。
この清流にのぞんで詩歌を作り盃を巡らしたのでしょうか。
花の庭でみつけました。まるでかわいい蝶のようです。
雨に濡れてひときわ鮮やかです。
庭の片隅では水田があり、だんだんと稲穂が垂れてきていました。
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投稿:2011.9.25
4 Comments
のんびり散策
時折の原色が目を引きますね!(^o^)
いい感じです。(^o^)
こんにちは。
歴史散歩の記事やお写真も大いに楽しみにしていますが、
今回の可憐で清楚な植物のお写真3点もすてきですね~。
うっとりしました☆
JOKERさん、こんにちは、
ちょっと雨に濡れたりしてカメラワークは大変でした。
でも、雨後の庭園は素晴らしかったですね。
ありがとうございます。
MIKOさん、こんにちは、
何年かぶりに訪れ、時おりの雨のなかでしたが、
緑の木、花などが生き返ったようにきれいでしたね。
ありがとうございます。