四国遍路(22,23)
四国遍路旅の様子を写真でまとめていくのも、あと1回を残すのみとなりました。
今回は一昨年の6月に行ったときのもので、数多くの写真を整理していくなかで、
思い出が鮮やかに蘇ってきて、まるで昨日のことのように心にしまわれています。
その思い出の箱からひょこっと出しますので、よければ見てください。
<第22番札所 平等寺>徳島県阿南市新野町秋山にあります。
朝、お寺に到着するや、あたりは幽玄の世界に包まれていてなんとも
いいようのない気配がたちこめていました。歩をとめて、なにがなんでも
写さなくてはと思い、雰囲気のある景色をとることができました。
正面に42段の男厄坂が、左にはこのような緩やかな33段の女厄坂があり、上り詰めると
本堂が建っていて、厄坂の途中に地蔵堂、本堂左のほうに護摩堂がありました。
平等寺近くの道端で、かわいいお地蔵さんを見つけました。
<第23番札所 薬王寺>徳島県海部郡美波町奥河内寺前に あります。
お昼ごろ薬王寺に巡拝しました。
昨年のNHK朝ドラ「ウェルかめ」の舞台は、ここ太平洋に面する海辺の町・
徳島県美波町でしたね。また美波町はウミガメが上陸する町であり、四国
遍路88か所の札所・薬王寺の門前町でもあるんですね。
屋根で見つけたのは、一匹のサワガニでした。出迎えられ、楽しい思い出
をつくってくれました。
一円玉や五円玉を積んで上がっていくとご利益があるそうで、
薬王寺は厄除けの寺として有名で、年間を通して多くの人が訪れる寺
なんですね。
*
投稿:2010.5.24
8 Comments
最初と最後の写真が,とてもいい雰囲気ですねえ。
すごくいいです(^o^)
どっちといわれれば,やはり最後の一枚。
見事です(^o^)
トップ写真
ほんと幽玄の世界..
素敵だなぁって
感動して見てました。ヽ(^o^)丿
JOKERさん、こんばんは、
ありがとうございます。
幽玄の世界の一枚は着いたときに
境内一面に霧が降りていて、ラッキーな
写真になりました。薬王寺での一人の
お遍路さんの姿はうまくフレームの中に
入りました。
soraさん、こんばんは、
ご訪問ありがとうございます。
すう~っと吸い込まれていきそうな
感じになったのを今でも覚えています。
四国遍路旅の五枚の写真
どこか響くものがあります。
高松の友が故郷高松を離れたく
ないのも四国遍路旅に
気軽に行けるからでしょうか?
有難うございます。
しょこらろーずさん、こんばんは、
お立ち寄りありがとうございます。
大阪からですと、やはりちょっと行ってきます、と
はいかないですが、お知り合いにとって巡拝する
お寺が身近にあるというのはうらやましいですね。
薬王寺の石段は結構急ですね!
サワガニさんも可愛い(*^_^*)
こうして拝見していると遍路したくなります。
四国はなかなか行きにくいです。
亡き父の故郷でもあるんですけど、
まだ2回しか行ってません。
行きたいですねぇ。。。
dangoさん、こんにちは、
お立ち寄りありがとうございます。
88ケ所のお寺の思い出はそれぞれありますが
ここ薬王寺では厄銭を落としながら登っておられる
お遍路さんの姿が印象に残っています。
小高い山々が連なり、温暖な土地柄の四国は
食べ物もおいしい所ですね。