四国遍路(7,8,9)
<第7番札所 十楽寺>徳島県阿波市高尾法教田にあります。
この建物は鐘楼門で、なかなか趣がありますね。棟の両端には焼き物のシャチが
飾られていて、上にある鐘は下がっている綱で鳴らすことができました。
「人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽」 と御詠歌にうたわれ・・・・
・・・・人間のもつ八つの苦難(生・老・病・死・愛別離・怨憎会・
求不得・五陰盛)を離れ、十の光明に輝く楽しみ(極楽浄土
に往生する生が受ける十種の快楽)が得られるようにと、
寺号を光明山十楽寺とした、とあります。
また、この寺には眼病や失明に霊感があるといわれている
地蔵尊あり、納経所では眼のお守りが販売されていました。
<第8番札所 熊谷寺>徳島県阿波市土成前田にあります。
暫し、香煙の立ちのぼる風景を前にして、黙しました。
<中門>建立年は慶安2年(1649年)。『普明山熊谷寺先師長意阿遮黎行録』
駐車場の先から左手に上がっていくと、参道の左側に多宝塔(写真 下)が建っていて
石段を上がれば中門です。中門の仁王堂内の左右に、多聞天(西、左側)、持国天
(東、右側)が安置されています(あまりよく見えないですが)。
なんでも四国最古最大級らしいです。
日向ぼっこするお地蔵さん(熊谷寺)
<第9番札所法輪寺>徳島県阿波市土成田中にあります。
のどかな田園の中にぽつんと建つ法輪寺。どこからも入れそうな札所でした。
この寺の本尊は,四国88ヶ所の中では唯一、お釈迦さまが右脇を下にして
横たわった珍しい釈迦如来涅槃像でした。
田んぼのあぜ道、のんびりとした街道・・・
これからの芽吹きの季節に春を感じますね。(法輪寺への道で)
これまでの旅に感謝!!!
*
巡拝2008.2.16
2 Comments
こんばんは^^
お地蔵さんの写真が,ほっとする感じですよね^^
さりげない一こまにも,いろんな想いを感じますよね。
それにしてもたくさんの人が行き交っていますね!
この写真は四国巡礼に行き始めた時のものですが、
一コマ一コマを鮮明に記憶しています。
JOKERさん、こんばんは、
寒い日でしたが、お地蔵さんの暖かさに出会った気がしたものでした。