四国遍路(27)
<第27番札所 神峯寺> 高知県安芸郡安田町にあります。
道が曲がりくねって、狭いので、マイクロバスに乗りかえました。この仁王門は海抜450mの
ところにあります。土佐の関所寺がこの神峯寺。境内の美しい庭園を眺めながら、150段の石段
を登り本堂へ。本堂も大師堂も木々に覆われ荘厳な雰囲気が漂っています。
三菱財閥を築いた岩崎弥太郎の母は幕末の頃、弥太郎の開運を祈願してこのきつい坂を
二十一日間、しかも二十キロ近く離れた井の口から日参した。望みが叶えられた後弥太郎は、
神峯寺へ山林を寄進し、報恩をした、と言われています。
境内に小さな滝のように流れ落ちる清水は「神の峰の水」として名高く、いまもその効験は変わら
ず、全国からこの水を戴きに今でも訪れています。(ペットボトルのご用意をお忘れなく!)
四国霊場のなかでも有数の美しい景観をもっています。
私もこのみごとな景色を見て、おもわずシャッターを押しました。
本堂は左です。