爽やかな新緑に包まれた長建寺を散策しました。

Walkers

要衝地であった江戸時代の伏見は、大阪や奈良へ繋がる宿場町として、また、淀川を

遡って来た十石船や三十石船の港町として栄え、荷を積み降しする荷夫や商人、旅人で

大変な賑わいをしていたそうですね。

今は、ちょうどこの向かいの川べりには観光用の十石舟が運航されて、陸上から見る伏見の

景色とは、また違った風景を楽しむことができるんです。今日もいい天気でした。

Tyoken-ji Temple,辨財天長建寺

その昔長建寺は淀川を往来する廻船の守護神として、また芸の向上等を願った遊女たちの

信仰を大層集めたということです。弁財天を祀るこの寺は、いまは静かに新緑のなかに佇ん

でいました。

Tyoken-ji Temple,長建寺

境内の左側にある鐘楼は、かつて、前の川を往来する

三十石舟に時を告げていたとのことです。その鐘の音を、

乗客や旅人が、どのような思いで聞いていたのだろうか、と

想像するたび、なんか楽しくなってくるんですね。

Tyoken-ji Temple,長建寺

近くには酒蔵があるように、こちらの「閼伽水」(アカスイ)も同じ伏見の伏流水の一つで、

境内の手水(写真右端)の竹筒からこんこんと流れていました。

十石舟 Jikkoku-bune

<十石舟> 今日も多くの観光客が、新緑の川遊びを楽しんでいました。

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投稿:2010.6.5